年金の種類について
こんにちはゆたぽんです♪
みなさん年金についてどこまでご存知でしょうか?
最近では「年金保険料を払っていても、老後にきちんともらえるの?」
なんて不信感をもっている人も多くなったと思います。
おそらく年金はもらえるとは思いますが、このまま少子高齢化が進んでいけば
年金額の引き下げや、受給年齢の引き上げなんて可能性はあるかもしれません。
又、老後貧困なんて言葉も生まれてますね。老後生活の生活費を年金だけでは
補えず、生活水準以下の生活を送っている人が増加しているそうです。
ここまで聞くと、すごくネガティブな話ばかりで、将来の不安を感じるかと思
います。正直僕はこれが今の日本の現状ですので、逆に不安を感じてと思います。
こういった国だから、こういった経済状況だからこそ、自分が受給できる年金の
事をしり、将来の人生設計をしていくことは今後自分を守る上、家族を守る上で
必須の事だと考えます。
この記事では年金の種類を端的に紹介する記事です。年金にはいろいろな要件が
ありますので、各分野の年金の詳細な記事はリンク先としてはりつける予定です。
1 年金とは?
年金というと「老後にうけとれるもの?」というイメージが一般的かもしれま
せんがそれだけではありません。老後にうけとれるものには老齢年金。その他に
は被保険者自身が事故などで障害を負ってしまった時に給付できる障害年金。
また家族の生活を支えていた被保険者が死亡すると、遺された家族に給付される
遺族年金があります。
2 年金の大まかな分類
年金を大分類でみると、公的年金と私的年金に分類されます。 簡単に
いえば国が管理しているのが公的年金。それ以外のものが私的年金にな
ります。
公的年金・・・・国民年金と厚生年金と労災保険からの年金に分類。
年金は複数の制度がありますので、非常に理解しがたいですね・・・
ここからは、各年金の簡単な説明について紹介していきたいと思います。
国民年金とは日本に住んでいる20歳以上60歳未満のすべての人に加入義務
があります。国籍は関係なく、20歳以上60歳未満であれば日本に住む外国人
労働者や外国人留学生なども対象になります。
国民年金加入者には、それぞれ働き方や年収などに応じて3種類に分類されます。
第1号被保険者・・・
20歳以上60歳未満の農林漁業者や自営業者とその配偶者、学生、労働時間の
少ないアルバイト。弁護士や会計士などの士業や個人経営の医師。
第2号被保険者・・・
会社員や公務員(厚生年金保険の適用事業所)
第3号被保険者・・・
第2号被保険者の収入で生計を維持されている20歳以上60歳未満の配偶者。
つまりは会社員や公務員である夫や妻に収入面で支えられている主婦や主夫。
要件があり年収が130万円未満で、妻や夫である第2号被保険者の年収の
半分以下であること。
国民年金の各給付には老齢基礎年金・遺族基礎年金・障害基礎年金がある。
老齢基礎年金
老齢基礎年金は20歳以上の全国民が共通して加入する年金制度です。
原則して国民年金に25年以上の加入期間がある(25年以上の加入期間は平成
29年8月から10年以上に短縮されます。)などの要件をみたしていれば65
歳からもらえる事のできる年金です。
遺族基礎年金
遺族基礎年金は国民年金に加入の人が死亡した時、その遺族である妻や夫、子供
の生活を保障することを目的に支給される年金です。
障害基礎年金
障害基礎年金とは加入している間に、病気やけがで一定の障害状態になった場合
受給要件を満たしていれば、支給される年金です。
4 公的年金の厚生年金とは?
厚生年金保険の適用事業所になっている会社で働いている70歳未満の人は国籍
や性別、国内に住んでいるか、海外にすんでいるかに関わらず加入対象になります。
厚生年金保険料は毎月の給与や賞与の額に保険料率を掛けて計算するため、個人
によって保険料がことなります。
厚生年金の各給付には老齢厚生年金・遺族厚生年金・障害厚生年金がある。
老齢厚生年金
厚生年金保険から支給される老齢給付です。
原則として65歳以降に受給できる年金で厚生年金保険制度の加入期間と
その期間の給与の平均額によって年金額が決定されます。
遺族厚生年金
遺族厚生年金は遺族基礎年金と同様に万が一の死亡のリスクに備えて遺族
の生活を保障するための年金です。
障害厚生年金は障害基礎年金と同様、病気やけがで一定の障害状態になった
場合に給付できる年金です。
5 その他の公的年金
そのほかの公的年金には労災保険(労働者災害補償保険)年金があります。
労災保険は、仕事中の事故や怪我、仕事中の不慮の事故にあったときに給付
される年金です。企業にたいして加入が義務づけられており、従業員を使用
している企業であれば、一部の例外を除いて加入している公的な保険制度です。
6 企業年金とは?
企業年金は、私企業が勤労者の老後の生活をより豊かにするため設ける年金。
7 個人年金とは?
個人年金保険は、加入希望者が保険料の支払い期間や年金の受取額などを自分
で選んで加入できる任意の保険です。
金融機関・郵便局・銀行などがあります。
8 まとめ
ここまで簡単に説明してみましたが、やはり年金の仕組みは複雑ですね。
年金はよく家の階層にたとえられます。1階部分は国民年金。つまり1階
は日本に住んでいる人あれば全ての人が該当します。2階部分は厚生年金
やその他の年金が該当します。
例 自営業の人は国民年金
例 会社員の人は国民年金+厚生年金
又、それぞれの年金のシステムには要件などがあるため、自分がどの年金
に該当するかをあらかじめ確認していく必要があります。
自分の人生設計を考える上で年金についてみても見返してみてはいかかで
しょうか?